★2004年5月〜2010年5月までの日記は、『日常で歌うことが何よりもステキ』に収録しました。
★2010年6月〜2011年6月までの日記は、『いやらしさは美しさ』に収録しました。
4月7日(金)
遠藤周作著『人生には何ひとつ無駄なものはない』(朝日文庫)より。
「人間が誰でも心の底にかくし持っていて、恥ずかしく考えているその秘密の部分に、神というものが働きかけるのだ」。「過失は文学にはならないが、白鳥(正宗白鳥)の言う心の秘密は文学になる。思えば私もその秘密を糧として小説を書いてきたようなものだ」
曽野綾子著『孤独でも生きられる。』(イースト・プレス)より。
「悪くて当然と思っていると、人生は思いのほか、いいことばかりである」