★2004年5月〜2010年5月までの日記は、『日常で歌うことが何よりもステキ』に収録しました。
★2010年6月〜2011年6月までの日記は、『いやらしさは美しさ』に収録しました。
4月12日(日)
新宿ゴールデン街「裏窓」オーナー福岡さんの企画で、灰野敬二さんと新宿JAMにてライブ。
開演前、灰野さんと楽屋で。
「灰野さんと僕はいくつ離れているんですか?」
「5つぐらいだと思いますよ。中学生の時、学校に遅れるのを覚悟で必死で『ヤング720』を観ていたんですから」
「『ヤング720』観たっていう人多いんだよなー。記憶としては、2、3回しか出演したことないんだけどね」
「ぼくが観たのも2回ぐらいかな」
リハーサル後、灰野さんが「ぼくは同じことは二度しませんから」と言う。
僕は「そうですか。僕は同じことしかできませんから」と答える。
ライブは各ソロの後、セッションを2曲。耳元で聴く初めての灰野さんの爆音。歌と重なったときは、どんなに大声を張り上げてもかき消されてしまう。