6月16日(土)
映像作家山田勇男さんの企画で、原マスミさん、宍戸幸司(割礼)さんと競演。原さんとは随分前に目黒区美術館 で、今年はスタジオイワトのライブを見に来ていただいたのでお逢いしたのは2回、宍戸さんとも2回競演しているのだが、ちゃんと喋ったことはなく、今回はとても楽しみだった。宍戸さんとは「埋葬」、原さんとは「この世で一番キレイなもの」を一緒に演奏し歌った。
宍戸さんは意外な音を出す。モノクロ写真に色が付けられてゆく感じだ。原さんはギターを弾きながら、次、早川さんねという感じで、ちらっと僕の方を見る。その姿と目が優しい。まるで恋人を見つめるような目つきだ。なんとも色っぽい。「あー、この目で見つめられたら、女の子はまいっちゃうだろうな」と思った。とろけてしまうのだ。
控室で談笑。
早川「この中で誰が一番スケベかな?」
宍戸「僕は淡泊ですよ」
原「そりゃあ、早川さんでしょ」
早川「いやいや、原さんには負けます。『♪僕の背中から急に抱きついていいよ』なんて」
原「おっぱいとお尻だと、早川さんはおっぱい派でしょ」
早川「えっ? ふたつからしか選べないの?」
つげ忠男さんがお見えになって記念撮影 2012.6.166月9日(土)
鎌倉歐林洞あじさいライブ、日程候補日が出た時、佐久間正英さんと相談。スケジュール的にはいつでも良かったが、ふたりの一番好きな数字を選ぶ。鎌倉は緑が多い。あいにくの小雨。去年もそうだったような。それでも観光客はいっぱい。歐林洞は北鎌倉と鎌倉の中間に位置するので落ち着いた雰囲気。相変わらず、ソフトバンクの電波が入らない。
開演前、控室で佐久間さんと新曲について話す。ビートルズは新作のたびにどんどん進化していった、すごいねという話。前作と同じようなものだったら、無理して作る必要はないのではないか? それよりも歌いこなしてゆく、作品を育ててゆく、作品から学ぶ、新たな発見。出来ない理由だけは生意気。
あるいは、初期のビートルズ「マネー」や「蜜の味」、ジョン・レノンの「スタンド・バイ・ミー」みたいにカバーする。この曲は自分が作りたかったんだというような、自分にぴったりの好きな曲を、先に作られちゃったよと嘆きながら、さも自分が作ったように歌うのもいいしね。